CONTACT
TOP
株主・投資家情報 IR

株主・投資家情報IR

タクマの歴史

当社の創業者である田熊常吉は、お客様の抱える課題を解決したいという思いから、苦心研究の末に独自の発想に基づく「タクマ式汽罐」(ボイラ)を発明し、当時主流であった外国技術を圧倒する性能により、国内産業の発展に大きく貢献しました。
1938年の当社創業から今日まで80年以上にわたり、当社グループはボイラを通じて社会へ貢献するという創業の精神「汽罐報国」を継承し、戦後の経済復興や高度経済成長、それにともなう公害問題への対応など、その時々の時代のニーズやお客様の課題に応じて、ボイラのみならず、ボイラの燃焼技術や水処理技術から発展したごみ焼却プラント、水処理プラントなど、社会を支える製品を生み出し、プラントエンジニアリング、アフターサービスに関するさまざまな技術・ノウハウを蓄積してきました。
現在も、お客様へ寄り添う精神のもと、これらの技術をもとにしたプラントの設計・建設とアフターサービスを通じて、お客様のニーズに最適な製品やサービスをご提供し、衛生環境や生活環境の維持・向上、公害防止の他、生活や産業に不可欠なエネルギー源として社会の重要なインフラを担っています。

1938 田熊汽罐製造の創業

1938 田熊汽罐製造の創業

創業者の田熊常吉は、1912年に日本初の純国産水管式ボイラを発明。この「タクマ式汽罐」は当時から外国品を上回る性能を発揮し、名を広めていきます。1938年には「田熊汽罐製造株式会社」設立。社是「汽罐報国」を制定し、ボイラ(=汽罐)の製造を通じて、社会や環境に貢献(=報国)するという理念は、今も経営理念の礎となっています。
創業者 田熊常吉

1958 環境衛生市場へ進出

1958 環境衛生市場へ進出

プラントや工場から排出される熱をエネルギーとして利用する廃熱回収ボイラを開発するほか、ボイラで培った燃焼技術や水処理技術を活用して近代的なごみ焼却技術を開発し、環境衛生市場へ進出しました。1963年には、日本初の全連続機械式ごみ焼却プラントを納入し、ボイラメーカーだけでなく、環境衛生装置メーカーとしての地位を確立しました。

1972 産業社会の発展とともに

1972 産業社会の発展とともに

石油危機から始まった産業界における省エネ需要、高度経済成長にともなう都市ごみの増加と多様化への対応、水質の改善や公害防止など、環境衛生・エネルギー活用の装置メーカーとしてさまざまな要望に応える技術開発に取り組み発展しました。また、1972年、ボイラ、環境機器など多角的な事業を展開していることから、社名を田熊汽罐製造から、現在の「株式会社タクマ」に変更しました。

1985 強靭な経営基盤の構築へ

1985強靭な経営基盤の構築へ

激動の経済環境へ対応するため、1985年に当社最初の中期経営計画を策定、1992年に「汽罐報国」に替わる新社是「技術を大切に 人を大切に 地球を大切に」を制定。1998年にはこれまでの実績と信頼が結実し、現在も稼働する、国内最大規模のごみ焼却プラントを納入するに至りました。

2001 新時代を築く世界への挑戦

2001 新時代を築く世界への挑戦

日本のみならず世界に向けてさまざまな廃棄物発電施設やバイオマス発電プラントを提供してきました。現地のニーズに応えるべく、2002年にはタイに現地法人「SIAM TAKUMA」を設立するなど海外の現地法人設立を進め、タクマの技術を展開しています。

2021 持続可能な未来の実現へ

2021持続可能な未来の実現へ

現代社会は目まぐるしく変化を続け、気候変動や人口構造の変化など複雑な課題に直面しています。当社は2021年度に長期ビジョン「Vision 2030」、第13次中期経営計画を策定し、ESG経営の推進を掲げました。お客様に寄り添い、ごみ処理施設に求められる地域貢献の役割や、再生可能エネルギーとしてのバイオマス利用推進など、これからの社会に求められる技術やサービスを提供し続けることを目指します。お客様や社会に必要とされ、その先の持続可能な社会の実現に向け、これからも進歩し続けます。

CONTACT

お問い合わせ