タイは世界有数の砂糖の生産地で、輸出高は世界で第2位を誇っています。TSM Group様は1974年に創業した、タイにおいても伝統のある製糖会社の一つで、近年は製糖事業と並行して、バガス(サトウキビの絞りかす)を利用した再生可能エネルギーによる売電事業にも力を入れています。
TSM Group様では創業当社からタクマ製のボイラを使用しており、ウドンタニにおける新工場にも、蒸気と電力の安定した供給のため、タクマ製バガス焚ボイラ4缶を採用いただきました。タイではこれからもますます多くのエネルギーを必要としており、この発電ボイラの運転を通じて、クリーンエネルギーの供給と、タイの製糖産業の発展に貢献しています。
CSR報告書2019「タイにおけるバイオマス発電設備建設プロジェクト」(P21-24)
宮ノ陣クリーンセンターは、循環型社会形成を推進するとともに、将来にわたって安全で安定したごみ処理を長期的に継続するため、久留米市では2ヶ所目の一般廃棄物中間処理施設として整備されました。
施設内には焼却施設や破砕選別施設、リサイクル施設、環境についての啓発・学習の拠点となる環境交流プラザなどがあり、ごみの処理やリサイクルを行うだけでなく、環境分野全般に関する学びの場として、また、市民活動の交流拠点として地域の活性化や周辺の賑わいを創出することを目的としています。
この目的達成のためには、市民の皆様から信頼されるとともに親しまれる施設であること、地域に貢献する施設であることが重要です。くるめハイトラストには、今後も環境への負荷を軽減し、安全で安定的な施設運営を継続することを最優先としながら、施設を活用した環境啓発イベントや展示等の実施による賑わいの創出、地域活性化のためのイベントへの協力などにも積極的に取り組むことを期待しています。
CSR報告書2017「くるめハイトラスト株式会社 ~地元の皆様とともに、地域に愛される場所をつくります~」(P17-18)