株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、古里FICエネルギー合同会社(本社:岩手県盛岡市、代表社員:株式会社古里木材物流)向けバイオマス発電プラント(以下、「本発電所」)を受注しました。
本事業の概要
本事業は、株式会社古里木材物流、稲畑産業株式会社、及び中部電力株式会社が共同出資により古里FICエネルギー合同会社を設立して取り組むバイオマス発電事業です。古里木材物流が調達する岩手県の未利用間伐材や林地残材等の木質チップを燃料として、FIT制度を活用した1,990kWの発電事業を行います。
タクマ2MW級バイオマス発電プラントについて
FIT制度下において2MW級の間伐材等由来木質バイオマス発電プラントの受注は、当社では11件目となります。当社の2MWバイオマス発電プラントには以下の特長があり、これらを評価され採用に至りました。
当社の今後の取り組みについて
本事業のような間伐材や林地残材等の未利用バイオマスの活用による発電事業は、循環型林業の実現や地域雇用の活性化につながるものとして期待されております。当社は今後も、バイオマス発電プラントの豊富な納入実績やこれまでに培ってきた多種多様な燃料に対応できる技術力をもとにしたプラントの提供を通じて、ESG課題(※1)で掲げる気候変動対策への貢献、資源・環境保全、お客様・地域との信頼関係の強化を図り、持続可能な社会の形成を目指してまいります。
(※1)当社のESGへの取り組みについて
https://www.takuma.co.jp/esg/
製品・サービス紹介「バイオマス発電プラント」
https://www.takuma.co.jp/business/energy/biomass/
納入先
|
古里FICエネルギー合同会社 |
---|---|
建設場所
|
岩手県紫波郡矢巾町煙山第2地割78-1 |
設備概要
|
バイオマス発電プラント(発電出力:1,990kW) |
用途
|
FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を利用した発電事業 |
使用燃料
|
木質チップ(未利用材) |
契約期間
|
2023年6月~2026年1月 |