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2025.08.05

ごみ処理施設のDBO事業を受注(市川市)
~国内最高レベルの発電効率を実現する、カーボンニュートラル推進のランドマーク~

株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:濵田州朗)を代表とする企業グループは、本年6月19日、千葉県市川市から、ごみ処理施設のDBO事業(※1、以下「本事業」)を受注しました。焼却施設および不燃・粗大ごみ処理施設を新設し、2031年1月から20年間の運営を行います。本事業では、国内最高レベルの発電効率によるごみ発電システムを導入します。また、市川市におけるカーボンニュートラル推進のシンボル施設となるよう、クリーンエネルギー創出の取り組みを視覚的に伝える建屋デザインを採用します。

市川市次期クリーンセンター 完成イメージ(昼)
市川市次期クリーンセンター 完成イメージ(夜)
市川市次期クリーンセンター 完成イメージ

現在、市川市では一般廃棄物の焼却処理や不燃・粗大ごみの処理を「市川市クリーンセンター」において実施していますが、稼働開始から30年以上が経ち施設の老朽化が進行していることから、次期クリーンセンターの整備が決定され、このほど当社を代表とする企業グループが設計・建設および20年間の運営を受注しました。

本事業では、高温高圧ボイラをはじめとした高効率発電システムにより、国内最高レベルの発電効率でごみ発電を行います。また、焼却施設に高性能ストーカ炉やAI燃焼制御(ICS、※2)、Solution Lab(※3)の運転支援など最新技術・サービスを導入することで、長期間の安定稼働を実現します。建屋の外観は、ごみ発電の主要機器であるボイラが外から見えるオープン構造とするのに加え、太陽光発電パネルを壁面にも設置することにより、クリーンな電力を生み出す施設であることを視覚的に表現し、市川市におけるカーボンニュートラル推進のランドマークとなることを目指します。

当社はごみ処理プラント事業において、国内最多の約380施設の納入実績と多数の運営実績に加え、高度な燃焼技術や熱回収技術などの環境技術を有しています。本事業でもこれらを最大限に活用し、環境負荷の少ないごみ処理施設を設計・建設するとともに、安全性・安定性に優れた施設運営を推進することで、循環型社会の形成に貢献してまいります。

※1 公共団体等が資金を調達し、民間事業者に施設の設計・建設・運営を委託する方式(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)
※2 AI燃焼制御システム:https://www.takuma.co.jp/news/2021/20210628.html
※3 当社のプラント遠隔監視・運転支援拠点:https://www.takuma.co.jp/business/service/solutionlab/

本事業の詳細

発注者
市川市
受注者
【代表企業】
株式会社タクマ 東京支社
【構成企業】
株式会社タクマテクノス
事業名
市川市次期クリーンセンター整備・運営事業
所在地
千葉県市川市田尻1003番1外
事業内容
DBO事業(施設の設計・建設および運営)
施設概要
【焼却施設】
 処理能力:423t/日(141t/日×3炉)
 処理方式:ストーカ式
【不燃・粗大ごみ処理施設】
 処理能力:27t/日
 処理方式:破砕処理+選別処理
契約金額
660.8億円(税別)
設計・建設期間
2025年6月~2030年12月(5年7か月)
運営期間
2031年1月~2050年12月(20年間)

本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
経営企画本部 広報・IR部
TEL: 06-6483-2602 06-6483-2602

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