ビジョン/会社概要

社是 技術を大切に人を大切に地球を大切に

経営理念

世の中が必要とするもの、世の中に価値があると認められるものを生み出すことで、
社会に貢献し、企業としての価値を高め、長期的な発展と、
すべてのステークホルダーの満足を目指す。

田熊汽罐創業の精神である《汽罐報国》(※1)を今日の言葉に置き換えますと、自らが生み出す財・サービスによって世の中に貢献するということになります。これは現在企業経営の重要課題となっておりますCSR(企業の社会的責任)にも通じる理念ともいえます。
タクマならびにタクマグループの経営理念は、この創業の精神にあります。

(※1)汽罐報国
当社の創業者であり、明治・大正期の日本十大発明家でもあった田熊常吉翁が掲げた当社(当時は田熊汽罐製造株式会社)の社是で、
「汽罐=ボイラ」の製造・販売・サービス等の企業活動を通して「報国」すなわち社会に貢献することを意味します。

長期ビジョン「Vision 2030」

ESG経営の推進によりお客様や社会とともに持続的に成長し、
再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心に
リーディングカンパニーとして社会に必須の存在であり続ける。

タクマグループは本ビジョンのもと、事業活動を通じてお客様や社会の課題を解決することでESGに関する重要課題に取り組み持続的な成長を目指す、ESG経営を推進します。
ESG経営の推進によりお客様や社会とともに持続的に成長することで、ありたい利益水準として「2030年度に経常利益200億円」を目指します。
ESG経営の核となる事業活動の展開に際しては、6つの事業活動(EPC事業、ストック型ビジネス、海外事業、民生熱エネルギー事業、設備・システム事業、新規事業)を中心に、当社グループの強みであるエネルギーの活用や環境保全に関する技術・ノウハウと、長期にわたるアフターサービス等を通じて培われたお客様との信頼関係を基に、「お客様の良きパートナー」となり、不屈の発明家精神を継承した当社グループの「イノベーション」によって生み出された有益な技術・サービスを通じて、再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心にお客様や社会の課題を解決いたします。
この事業活動を通じてESGに関する重要課題に取り組み、持続的な成長を目指します。

会社概要

会社の商号 株式会社タクマ(TAKUMA CO., LTD.)
本社 〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号
代表者 代表取締役社長 南條 博昭
設立 1938年(昭和13年)6月10日
資本金 133億6,745万7,968円 (2023年3月31日現在)
事業内容 各種ボイラ、機械設備、公害防止プラント、環境設備プラント、冷暖房ならびに給排水衛生設備の設計、施工及び監理、土木建築、その他工事の設計、施工及び監理
従業員 1,002名(単独)
4,247名(連結)
(2023年3月31日現在)
会社の沿革
1938年(昭和13年)
創業者田熊常吉がボイラの製造を目的として田熊汽罐製造株式会社(現(株)タクマ)を尼崎市に設立
1942年(昭和17年)
播磨工場操業開始
1949年(昭和24年)
株式を大阪・東京に上場
業界初「バガス焚ボイラ」を輸出
1953年(昭和28年)
大阪市北区に本社移転
1958年(昭和33年)
ごみ焼却プラントや水処理プラント等の環境設備部門へ進出
1961年(昭和36年)
京都工場操業開始
1963年(昭和38年)
日本初の連続式ごみ焼却プラント納入(大阪市住吉工場 処理能力450t/日)
下水道処理設備納入
1972年(昭和47年)
株式会社タクマに社名変更
1975年(昭和50年)
世界初、真空式温水給湯器「バコティンヒーター」を量産化
1986年(昭和61年)
海外で初めてごみ焼却プラントを納入(米国)
1995年(平成 7年)
尼崎本社ビル竣工
1998年(平成10年)
国内最大規模のごみ焼却プラント納入(東京都新江東清掃工場 処理能力1,800t/日)
2005年(平成17年)
子会社で小型ボイラの製造販売を行うタクマ汎用機械(株)と荏原ボイラ(株)が合併し、
(株)日本サーモエナーと改称
2010年(平成22年)
欧州で廃棄物発電プラント納入(英国)
2013年(平成25年)
タクマ太陽光発電所稼働開始
2019年(令和元年)
新工場およびアフターサービス拠点の建設を決定
2020年(令和2年)
本社ビル新館竣工