株式会社タクマ（本社：兵庫県尼崎市、社長：濵田州朗）は、このほど、株式会社日本海水（本社：東京都千代田区、社長：西田直裕）から、同社讃岐工場（香川県坂出市）における自家消費用バイオマス発電プラント（発電出力：9,400kW、以下「本プラント」）のEPC（設計・建設業務）を受注しました。着工は2027年度、引き渡しは2028年度の予定です。
当社はこれまで、製塩業界のリーディングカンパニーである日本海水から、同社赤穂工場におけるバイオマス発電プラントのEPC（※1）や、同社を中心に設立された木質バイオマス発電事業会社の株式会社日本海水ＴＴＳ苅田パワー（本社：東京都千代田区、社長：塩﨑成治）向けバイオマス発電プラントのEPC（※2）およびO&M（運転維持管理業務、※3）などの受注を重ねてきました。
日本海水は、国産塩の安定供給体制を将来にわたって維持するとともにCO2排出量の削減を図るため、同社讃岐工場の既存の石炭火力発電所を国内の木質バイオマス（建築廃材、樹皮、間伐材他）を中心とするバイオマス発電所に転換する計画（※4）を進めています。本計画の発電プラントのEPCについて、これまでの納入実績や多種多様なバイオマス燃料に対応できるプラント技術などが高く評価されたことで、当社が受注するに至りました。
当社は本プラントの提供を通じて、日本海水のカーボンニュートラル達成に寄与してまいります。また、今後も既存の発電プラントをバイオマスに燃料転換する取り組みを拡大することで、再生可能エネルギーの普及とCO2の排出削減を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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納入先
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日本海水讃岐工場（香川県坂出市大屋冨町1793番地の3） |
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設備概要
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バイオマス発電プラント（発電出力：9,400kW） |
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使用燃料
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国内の木質バイオマス（建築廃材、樹皮、間伐材他）および海外材 |
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引き渡し
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2028年度（予定） |
