株式会社タクマは、このたび、新たな工場と、お客様の安心な事業運営を実現するためのアフターサービス拠点Supply Chain Lab(サプライチェーン・ラボ)を建設することを決定しました。
これらの建設により、お客様からの幅広いニーズに対応することで、再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野において、社会に大きく貢献してまいります。
当社は、ボイラの生産拠点である播磨工場で、これまで77年間にわたり、高品質で確かなモノづくりを続け、お客様からの信頼を頂くとともに、社会のニーズに応えてまいりました。
再生可能エネルギーの利用拡大を背景に、当社のボイラへの需要は依然として高く、現工場は常に高い稼働率で操業しております。近年はボイラの大型化や高温高圧化など、お客様のニーズも多様化しており、これらに対応する生産体制を整える必要があることから、工場を更新することを決定しました。
新工場は、高品質なモノづくりの方針を継承した上で、設備構成や配置・動線を抜本的に見直し、生産性と品質を更に高めるとともに、働く人や周辺環境にやさしいサステナブルな工場となるよう計画します。
当社が納入するプラントは、社会インフラおよび企業の事業活動の基盤となるものが多く、施設が長期間、安定的な性能を発揮し、お客様に安心してご使用いただくためのアフターサービス体制の整備、拡充が重要と考えています。
その一環として、施設の安定稼働に欠かせない部品を確実にストックし、迅速に供給できる体制の構築を目的に、ICTを活用したアフターサービス拠点Supply Chain Labを新工場に併設し、お客様の事業運営に貢献します。
建設予定地:
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兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目2番1号(播磨工場敷地内) |
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延床面積:
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新工場 約19,000m2(付属施設含む)、Supply Chain Lab 約3,500m2 |
稼働予定:
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2022年12月 |
全体工程(予定):
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2019年度
基本計画
2020年度
詳細設計、生産設備発注、施工業者選定・発注
2021年度
新工場着工
2022年12月
新工場およびSupply Chain Lab稼働開始
2023年11月
工事完了
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投資総額:
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約130億円(税抜) |