このたび、当社(株式会社タクマ)子会社の株式会社タクマエナジー(兵庫県尼崎市、社長:樫本茂樹、以下「タクマエナジー」)は、当社が建設中の高効率ごみ発電施設「環境の森センター・きづがわ」(建設場所:京都府木津川市、発電出力:1,220kW)から発生する余剰電力を購入する電力受給契約を相楽郡西部塵埃処理組合と締結しました。
本件は相楽郡西部塵埃処理組合が実施した簡易公募型プロポーザル「環境の森センター・きづがわ余剰電力売却」の選考の結果によるもので、地域から収集された一般廃棄物をエネルギーとして「環境の森センター・きづがわ」で生み出された電力をタクマエナジーが購入すること、また木津川市および精華町の公共施設をはじめとする需要家にできる限り電力を供給し、電力の地産地消の推進に努めることとなっています。
木津川市役所をはじめとする地域の公共施設への電力供給に関する営業活動は来年度より実施予定ですが、当社が建設した廃棄物発電施設において、地域から収集された一般廃棄物をエネルギー源として生み出された電力をタクマエナジーが購入し、地域へ電力供給する「廃棄物発電施設の余剰電力地産地消の取り組み」は北但地域および藤沢市に続く3件目の実施となります。
地域の廃棄物から生まれた電力を地域に還元することにより、「廃棄物処理施設に対する地域住民の理解」を深めていただくとともに、地域における「循環型社会の構築」と「電力費の削減」に寄与することを目指します。
タクマエナジーは今後とも、タクマ納入プラントのユーザー様における発電所で生まれる電気の価値を評価して買い取り、付加価値のある電力供給の提案に努めてまいります。