タクマグループの技術とノウハウを活かした安定的なプラント運営の実現
プラント建設後は、メンテナンスや当社子会社であるタクマテクノスによる運転管理を行い、プラント運営ノウハウを蓄積してきました。
DBOやO&Mなどの「長期包括運営委託事業」においても、タクマグループの技術とノウハウを最大限に活かし、長期的にお客様や社会のニーズにお応えし続けます。
最新のプラントは、環境保全意識の高まり、熱エネルギーの積極的利用、再資源化技術の導入などにより、施設全体が複雑化、多様化しています。このような施設を適正に管理していくためには、高度な運転管理技術が必要になります。
タクマは、子会社であるタクマテクノスと一体となり、高度な運転管理技術を持つ技術者によって、施設の細部にいたるまで把握し、常に施設を最適な状態に保つことで、施設の機能を最大限に発揮させ、安定運転を実現します。
プラントの安定稼働を実現するためには毎年のメンテナンスが必要不可欠です。プラントにはあらゆるノウハウが凝縮されていることに加え、廃棄物や燃料の性状によって設備の劣化状況が左右されるため、メンテナンスの実施には高度な技術力と経験値が求められます。
当社は蓄積された豊富なノウハウによって長期補修計画を策定するとともに、綿密な現地調査を行ったうえで最適なタイミング・内容でメンテナンスを実施していくことで、施設の長期安定稼働を実現します。
「Solution Lab」では、プラントの運転状況、稼働状況を24時間体制で監視し、遠隔監視、運転支援を行っています。10施設以上の一般廃棄物処理プラントの運転・維持管理データを運転・維持管理総合支援システム「POCSYS」にて集約管理し、蓄積されたデータを解析・評価し、運営へフィードバックすることで、プラント運営品質の向上やライフサイクルコストの低減を行います。最新のICT(IoT、ビッグデータ、AI)を活用した質の高いサービスを推進し、お客様にとって最適なソリューションと、さらなる安心・安全な施設運営の実現に向けたサポートを提供しています。
① |
運転・運営支援 |
各プラントの運転状況を24時間遠隔監視、各施設の運転管理の現場をサポートしています。 | |
② |
課題解決・研究 |
蓄積されたデータを解析・評価し、全国の施設毎にフィードバックすることで、プラント運転品質の向上やライフサイクルコストを低減します。 | |
③ |
人材育成 技術継承 |
運転シミュレーターを用いたプラント運転員の運転技術の向上と技能継承を行っています。 |
10施設以上のプラントの運転・維持管理データを「運転・維持管理総合支援システム」に一元化し、運転状況や機器の稼働状況をリアルタイムに集約管理しています。また、蓄積されたデータを解析・評価し、運営へフィードバックすることで、プラント運営品質の向上やライフサイクルコストの低減を行います。
「Supply Lab」では、当社納入プラントを長期間、安定的にご使用していただくため、新倉庫での納期の長い特殊部品のストック、ICTを活用したシステムによる各運営施設の部品在庫情報との一元管理、Solution Labとの連携など、運転面、保全面の両面からの充実したアフターサービス体制を構築しています。
① |
ICTを活用した部品の一元管理と納期の長い特殊部品のストックによる安心の提供 |
納期の長い特殊部品を中心にストックし、また各施設の部品在庫状況をリアルタイムで把握できるシステムを導入しています。 ある施設でトラブルが発生し復旧部品が当該施設に無い場合でも、システムを活用しSupply Labまたはその他の施設から部品を供給することで、迅速な復旧が可能となります。 |
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② |
Solution Labとの連携による迅速なアフターサービス |
トラブル発生時もSolution Labおよびメンテナンス部門からSupply Labに迅速な情報発信を行うことで、トラブル解消・復旧に向け迅速なアフターサービスをご提供する体制を整えています。 | |
Supply Labについて解説しています。(7分~)