株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:濵田州朗)は、さいたま市から受注したごみ処理施設のDBO事業※(以下「本事業」)に基づき、このほど「さいたま市見沼環境センター」(所在地:さいたま市見沼区)を竣工いたしました。また、4月1日から、当社連結子会社のさいたまハイトラスト株式会社による15年間の運営業務を開始しましたので、お知らせいたします。
本事業は、既存のごみ処理施設である西部環境センターと東部環境センターの老朽化に伴い、当社を代表とする企業グループが2施設を統合した新施設の設計・建設および運営業務を実施するものです。
当社は本事業において、AIを活用した独自の自動燃焼制御システムや、遠隔監視・運転支援拠点のSolution Labといった最新の技術やサービスを導入し、適正かつ安全・安定的なごみ処理の実現を目指します。また、焼却時の余熱を活用した高効率のごみ発電技術によって、温室効果ガスの排出量削減を図ります。
当社は今後も、国内外約370件の建設実績と多数の運営実績を生かし、地域の安心・安全な生活や環境保全を実現するごみ処理施設の建設・運営を推進することで、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
※ 公共団体等が資金を調達し、民間事業者に施設の設計・建設・運営を委託する方式(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)
発注者
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さいたま市 |
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受注者
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代表企業:㈱タクマ東京支社 構成員 :㈱タクマテクノス 協力企業:西松建設㈱さいたま営業所、中央建設協同組合、日本環境クリアー㈱、新井運送㈱、㈱エコネコル、㈱協和清掃運輸、太平洋陸送㈱、太平洋セメント㈱、ツネイシカムテックス㈱ |
施設名
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さいたま市見沼環境センター |
所在地
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さいたま市見沼区大字膝子626-1 |
施設概要
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①高効率ごみ発電施設 処理能力:420t/日(140t/日×3炉) 処理方式:ストーカ式 発電出力:10,640kW ②マテリアルリサイクル推進施設 処理能力:破砕設備28t/5h、選別設備21t/5h |
運営期間
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2025年4月~2040年3月(15年間) |