当社の連結子会社である株式会社日本サーモエナー(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉雅彦)は、本日開催の取締役会において、小型のバイオマスボイラを取り扱う株式会社第一産機および株式会社産機エンジニアリング(いずれも本社:宮城県石巻市、代表取締役社長:伊藤鋼一)の両社の全株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)することを決議しましたので、お知らせいたします。
日本サーモエナーは、商業施設や工場などの熱源装置として利用される小型貫流ボイラや真空式温水発生機といった汎用ボイラの製造・販売・メンテナンスを主要事業としています。第一産機は、農畜産業に由来する堆肥やもみ殻といった副産物を燃料とする小型バイオマスボイラの製造・販売などを、また、産機エンジニアリングはその設計を手がけています。
国内の汎用ボイラ市場では、低・脱炭素化に貢献する製品の需要が拡大しています。日本サーモエナーは、本年9月30日付で第一産機および産機エンジニアリングを子会社化し、畜農産業の副産物活用により化石燃料の使用量を抑制できる小型バイオマスボイラを製品ラインアップに加えることで、顧客ニーズに応える体制の強化を図ります。
当社グループは、2030年に向けた長期ビジョン「Vision2030」において、「ESG経営の推進による持続的な成長」をありたい姿として掲げています。今後も再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心に技術開発やサービス拡大に努め、お客様や社会の課題解決に貢献してまいります。
なお、本株式取得に関する詳細は、本日付の開示資料をご参照ください。
https://www.takuma.co.jp/investor/pdf/etc/2024/doc20240925.pdf