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階段式ストーカ炉

一般のストーカが苦手とする廃棄物(プラスチックの多い雑芥類・砂状の汚泥・廃白土など)を効率よく燃焼できます。

特に「幅広い廃棄物への対応」「完全燃焼によるダイオキシン類の発生抑制」「未燃物の落下低減」「メンテナンス性向上」をテーマに開発され、多くの納入実績があります。

ストーカの構造

ストーカは、可動段と固定段が一段ごとに設けられていて、各々が別個のフレームに取り付けられて階段状をしています。
可動段のフレームは、シューの上に乗せられており、水平方向に移動します。
移動を繰り返す可動段は、ストーカ外部からの油圧シリンダーによってロッドを介し、前進、後退を行います。
ストーカのクリップ(火床面)は、垂直面のみから空気が吹き出す構造となっています。
従って、目詰まりや落下灰もほとんど無く、廃プラスチックのように流動するものや乾燥汚泥のように粉末状のものでも焼却できます。

ストーカの特徴

  • 多機能型ストーカです。
    ストーカ方式は、木屑や紙屑などの雑芥焼却に適していますが、この特殊階段式ストーカは、プラスチックとの混焼や汚泥の専焼も行える多機能型です。高カロリー対策・落下灰対策を行った独自の設計が、ほとんどの廃棄物の焼却を可能にしました。
  • 堅牢かつ目詰まりがありません。
    廃棄物用に設計されているので堅牢で耐久性があります。また、大きな投入口、大きな排出口を持っており、金属等の異物が混入しても炉内で詰まることはなく、そのまま排出が可能です。
  • 高温焼却ができます。
    クリップは耐熱鋳鋼製ですから高温での焼却が可能で、灰の焼成まで行えます。汚泥の焼却灰は、半溶融スラグ状の焼成灰になります。
  • 低NOx運転、クリンカ防止ができます。
    排ガス再循環を行うことができます。抑制燃焼による低NOx運転や側壁のクリンカ防止が行えます。

ストーカの動き

ストーカは可動段のみが前進、後退を繰り返します。ストーカ上の廃棄物は、次のように移動します。

  • 可動段が前進するときに、固定段上の廃棄物を可動段の前面で押しやり落下させます。落下した廃棄物は次の可動段の上に乗ります。
  • 可動段が後退するときに、可動段上の廃棄物が落下し、次の固定段の上に乗ります。
  • 前進、後退を繰り返すと順次にずり落ちながら、適度に撹拌され良好な燃焼状態を確保します。

階段式ストーカを用いた焼却プラント納入実績例


総合廃棄物焼却プラントの基本フロー
(画像をクリックすると拡大図が開きます。)


サーマルリカバリーを行う総合廃棄物焼却プラントのフロー
(画像をクリックすると拡大図が開きます。)

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