2016年6月7日
株式会社タクマ

「触媒脱硝装置オンサイト再生システム」がエネルギー・資源学会 第5回学会賞を受賞

 当社の「触媒脱硝装置オンサイト再生システム」が、一般社団法人エネルギー・資源学会において第5回学会賞を受賞しました。当社は今後とも、エネルギー・資源・環境分野の発展に貢献できる技術の開発に取り組んでまいります。

触媒脱硝装置とは

 都市ごみ焼却施設では、窒素酸化物やダイオキシン類を高効率除去するため触媒脱硝装置を設置しています。触媒脱硝装置内に充填してある触媒は一定期間ごとに再生処理を行い、機能を回復させる必要があります。触媒の再生は従来より、触媒脱硝装置から触媒を取り外し、再生施設まで移送して行われていました。

受賞したシステムの概要

 当社の「触媒脱硝装置オンサイト再生システム」は、触媒脱硝装置に触媒を取り付けたまま、再生を行うことができるシステムです。システムはファン、ヒータ、循環ダクト等で構成され、循環ダクトを除く機器については、共通設備として複数の焼却炉に対して1基とすることができます。また既設の触媒脱硝装置へも付加装置を取り付けるだけで導入することが可能です。システムのフロー図と再生手順を下図に示します。

 本システムによって、触媒再生に必要な時間とコストおよび作業時に破損するリスクを大幅に削減することができます。さらに、従来は触媒が劣化しにくいガス温度で運転していたのに対して、触媒の再生が容易となるためにガス温度を下げて運転することができ、ガス加熱に用いていた蒸気を蒸気タービンで利用して発電量を増やすことが可能となります。

触媒脱硝装置オンサイト再生システムの概要

触媒脱硝装置オンサイト再生システムの概要

一般社団法人エネルギー・資源学会 学会賞規定

 エネルギー・資源・環境に関する学術の発展に貢献する技術やシステムの開発・解析・調査などで特に顕著な業績をあげた者(5名以内)に授与されるものです。

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
エンジニアリング統轄本部 技術センター 技術企画部
TEL : 06-6483-2603

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