株式会社花巻バイオマスエナジー向けバイオマス発電設備の受注について

　株式会社タクマ（本社：兵庫県尼崎市、代表者：加藤 隆昭）はこのたび、株式会社花巻バイオマスエナジー（本社：東京都港区、代表者：森井 敏夫）よりバイオマス発電設備を受注いたしました。

　株式会社花巻バイオマスエナジーは、株式会社タケエイ（本社：東京都港区、代表者：山口 仁司）が中心となり設立した木質バイオマス発電事業会社で、青森県の津軽バイオマスエナジーに続く２例目の木質バイオマス発電プロジェクトとなります。

　本発電設備は、主に岩手県内の山林に放置されている林地残材、間伐材等の未利用材、製材端材をバイオマス燃料として有効活用する設備です。発電規模は６，２５０ｋＷで、発電した電気は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の設備認定を受け、電気事業者への売電が計画されています。

　バイオマスを燃料とするボイラは、当社が最も得意とする商品のひとつであり、１９５０年代から木質チップやバガス（さとうきびの搾りかす）のボイラを国内外に合わせて５８０缶以上納入しております。２０１２年７月の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の開始により、安定的な収益が見込めるようになったことから、バイオマス燃料を用いた発電事業への取り組みが活発化しております。当社は、これまで培ってきた技術とノウハウをもとに多種多様なバイオマスの特性に応じた最適システムを提案し、顧客ニーズに応えてまいります。