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サイトトップニュース2010年度 > 「バイオマスのガス化メタノール合成技術」が平成22年度化学工学会技術賞を受賞

平成22年12月15日
株式会社タクマ

「バイオマスのガス化メタノール合成技術」が
平成22年度化学工学会技術賞を受賞

 当社の「バイオマスのガス化メタノール合成技術」が、平成22年度の化学工学会技術賞を受賞致しました。

 本技術は、バイオマスを高効率に燃料ガスへ転換し、このガスから効率よく液体メタノールを製造するものです。エネルギー自立を構築でき、廃棄物系バイオマスが多く集まる都市部や林地残材の利用技術が求められる山間部での分散型エネルギー供給システムとして、バイオマス利用用途を広げる画期的な技術です。

システムの概要

 木質系や汚泥など多種多様なバイオマスに適用でき反応効率が高い循環流動層ガス化炉と、独自開発の新型メタノール合成反応器と触媒を組み合わせ、従来の天然ガスから合成する技術に比べて低温低圧で高い反応効率を維持することができます。また、合成反応器からの未反応ガスと必要量のガス化ガスを燃料としてガスエンジン等で発電し、外部からの電力受給を必要としないエネルギー自立システムを実現します。さらにガスエンジンの排ガス等から熱を回収して、「メタノール(液体燃料)」「電力」「熱エネルギー」を同時に取り出すトリジェネレーションシステムを構築します。

ガス化メタノール合成技術概念図

 平成19〜21年度の環境省「地球温暖化対策技術開発事業」において本システムが採用され、500kg/日の木質バイオマスをガス化し、1ヶ月の連続運転を含む約2,500時間にわたって、95%以上の高純度のメタノール約5,000Lを連続製造することに世界で初めて成功しました。またこのメタノールは、精製することなくバイオディーゼル燃料の副資材として使用され、製造されたバイオディーゼル燃料は品質上の問題もなく自動車の燃料として利用されました。

 

化学工学会技術賞

 化学工学に関する技術または化学関連産業の技術に関して特に業績のあった個人もしくは5名以内の共同研究・開発者に贈られるものです。

以上

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本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
エンジニアリング統轄本部 企画・開発センター 技術企画部
TEL : 06-6483-2603

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