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環境・エネルギー用語集 サ行

サ行

次世代型ストーカ炉  自動燃焼制御装置  硝化/脱窒  真空式給湯暖房温水機
水管ボイラ  ストーカ炉  生物脱臭  促進酸化処理法

次世代型ストーカ炉
次世代型ストーカ炉はストーカ炉の優れた特徴をそのままとし、燃焼により発生するダイオキシン類などの有害物質を抑制し環境負荷をミニマム化するとともに熱回収・発電をマキシマム化するこれからの社会の要求に応えるストーカ炉です。
少ない一次空気量でごみを揮発・燃焼する高性能空冷ストーカ、少ない空気供給量で完全燃焼し、かつNOxを抑制する還流ガスシステム、ごみ質の変動に対応した応答性の高い燃焼制御を行うアドバンストファジー制御システムを開発し、これらを導入した高度燃焼技術により従来より約30%少ない空気比1.3で安定燃焼するものです。これにより排ガス量を約30%低減し、熱回収効率の向上とともに燃焼による有害物質の排出量低減を達成します。さらに燃焼技術に加え高性能乾式排ガス処理技術、低温熱回収技術,低温脱硝触媒技術などを組み合わせ、ミニマムエミッション・マキシマムリサイクリングを可能とします。
タクマは「マスバーンルネッサンス」と称し、この次世代型ストーカ炉の開発にいち早く取り組み、実稼動炉で実証を行い、初号機を建設中です。


自動燃焼制御装置
燃焼に必要な燃料量や空気量等の最適値を計算し、自動制御する装置です。
廃棄物焼却炉では、燃料となるごみの供給量や燃焼空気量等を自動制御して、ごみの完全燃焼・減容化とダイオキシン類等の有害物質の発生を抑制します。
タクマでは従来形の自動燃焼制御装置(ACC:Automatic Combustion Control System)に加え、新世代ストーカ式ごみ焼却プラント(マスバーンルネッサンス)に対応した自動燃焼制御装置(アドバンストファジィー制御)や自己回帰モデル(ARモデル:Autoregressive model)を用いた自動燃焼制御装置など、高性能モデルもラインアップしています。


硝化/脱窒
水中のアンモニア性窒素が、硝化細菌と脱窒細菌の生理作用によって、最終的に窒素ガスとなり、除去される反応をいいます。硝化は好気状態下、脱窒は無酸素状態下で進行します。

このような反応を応用した活性汚泥法によって、排水中のアンモニア性窒素を低コストで分解・除去することができます。
タクマは、排水中(下水、し尿・浄化槽、埋立浸出水 等)の窒素を除去するために、活性汚泥法の応用技術や、窒素除去設備のコスト削減を目的とした脱窒機能を付加した砂ろ過設備の開発に取り組んでいます。


真空式給湯暖房温水機
真空中では、わずかな加熱で水が蒸発する原理を応用した温水機です。大気圧以下にした密閉容器内に封入した熱媒水(水に微量の薬品を加えたもの)を加熱して得た蒸気で温水をつくります。おもに給湯および暖房用に使用されています。
ヒーター内部は常に大気圧下に制御されているため、膨張、爆発、破損などの心配がないことから、ボイラー構造規格や圧力容器構造規格の適用を受けず、取扱資格も不要で誰でも扱えるようになっています。使用される燃料は都市ガス・LPG・バイオガス・灯油・A重油です。
タクマは世界で初めて真空式給湯暖房温水機(商品名:バコティンヒーター※)を開発したメーカーです。
※バコティンヒーターは(株)日本サーモエナーにて販売しております。詳しくはこちら


水管ボイラ
多数の水管とドラムから構成され、水管内で水の蒸発が行なわれるボイラです。水は常に水管内を循環し、水管の過熱が防止されます。自然循環方式と強制循環方式のものがあります。産業用中大型蒸気ボイラとして蒸気ボイラの主流であり、産業用から発電用まで様々な用途に使用されています。使用燃料は、都市ガス・LPG・灯油から重質油・石炭です。また、バイオマス燃焼ボイラや廃熱回収ボイラもこの機種に属します。
タクマは、それぞれの用途に合わせた多様なボイラを製造しております。また、蒸発量が6t/h〜30t/hの場合は標準化したボイラ(商品名:NPOボイラ※)を用意しております。
※NPOボイラは(株)日本サーモエナーにて販売しております。詳しくはこちら


ストーカ炉
処理物は階段状に傾斜した火格子の上部より投入され、乾燥、燃焼、後燃焼の3つのゾーンを経て焼却処理されます。固定段と可動段を交互に並べ処理物を前進させる摺動式ストーカ、各段で固定列と可動列を持つ揺動式ストーカ、扇形の火格子が交互に起伏する扇形反転式ストーカ等があります。
大きな処理物の投入が可能で、都市ごみや産業廃棄物の処理に使用されており、廃棄物処理の分野では一番実績の多い処理方式です。
タクマは都市ごみ処理プラントでは昭和38年にわが国で最初の連続式機械炉を納入して以来、330プラント以上の納入実績があり、産業廃棄物処理においては110のプラント納入実績の内、ストーカ式焼却炉では木屑/紙屑/製紙スラッジ/汚泥/廃プラ等様々な廃棄物の焼却処理で40プラントの納入実績があります。また、水平式エクセルストーカ(空冷式)を開発し、空気比1.3の低空気比、高温燃焼を可能とする当社の次世代型ストーカ炉に適用しています。(納入実績数:H17年10月現在)


生物脱臭
硫化水素やアンモニアに代表される気体中の臭気成分を、硫黄酸化細菌や硝酸菌などの働きにより分解無臭化する方法を生物脱臭法といいます。
活性炭吸着法や薬液洗浄法と比較して、薬品等の消耗品が必要無く、電力消費も極端に少ないことから、省エネタイプの地球に優しい脱臭法と言えます。
タクマはそのなかでも、効率の良い充填塔式の生物脱臭法を開発し、下水処理場等に納入しています。


促進酸化処理法
オゾン、紫外線、過酸化水素などの組み合せによりヒドロキシラジカル(HO−)を生成させ、その強力な酸化力により水中の難分解性有機物を酸化分解する水処理技術の総称です。
この方法で、ダイオキシン類をはじめ、ほとんどの有機物を分解することが可能です。
タクマは、効率の高い多段式オゾン/過酸化水素法、高濃度排水でも処理可能なUV−FF法を実用化し、最終処分場浸出水のダイオキシン対策として実績があります。※詳しくはこちら

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